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万年筆基礎知識
 
筆記具の主要部分の名称 万年筆のペン先について 筆記具の種類
万年筆のインク充填方式 万年筆のインク充填方法 万年筆の掃除方法

筆記具の主要部分の名称
 
 
■万年筆

 両用式・・・インクの吸入方式を、カートリッジとコンバーターのどちらかを選択して使用できる。

 吸入式・・・尻軸をまわしてピストンを上下させ吸入してインクを充填する。
■ボールペン
■ローラーボール
■シャープペンシル
 
 
万年筆のペン先
 
海外ブランドの万年筆のペン先の線巾は、一般的に日本製の同表示のものより、やや太い傾向にあります。また手作りの部分も多く、生産国の基準によっても差異があります。個人ごとの筆圧の関係もあり、厳密に同一ということはありません。
 
表示   太さ 用途等
EF または XF EXTRA FINE(エクストラファイン) 極細字 帳簿・手帳
F FINE(ファイン) 細字 二番人気
M MEDIUM(ミディアム) 中字 一番人気
OM OBLIQUE MEDIUM(オブリークミディアム) 傾斜中字  
B または L BROAD(ブロード) 太字 署名・原稿
OB OBLIQUE BROAD(オブリークブロード) 傾斜太字  
BB または XL BROAD BROAD(ダブルブロード) 極太 署名・原稿  
OBB OBLIQUE BROAD BROAD(オブリークダブルブロード) 傾斜極太  
MI MEDIUM ITARIC(ミディアムイタリック) イタリック用  
ST STUB(スタッブ) スタッブ  
 
 → パイロット万年筆のペン先
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筆記具の種類
 
種類 説明
ボールペン 日本で一般的に使用されている、油性のペンです。
高い保存性があり、長期にわたり保存する書類などへの筆記に適しています。
ローラーボール 日本では、水性ボールペンと呼ばれるアイテムです。
軽い筆圧で筆記ができます。
メーカーによってはローリングと呼ぶこともあります。
ペンシル 日本では、シャープペン・シャープペンシルと呼ばれるアイテムです。
ファーバーカステル社においては、鉛筆を指すことがあります。
 
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万年筆のインク充填方式
 
種類 説明
吸入式 お尻の部分(尻軸)を回してピストンを上下させ ボトルインクよりインクを吸い上げてインクを補充します。
古くより使用されている方法で、一度に大量のインクを吸入することができます。多量の書き物をされる方や、太字がお好みの方におすすめです。
カートリッジインク式 装着するだけで、インクをペンに供給する事のできる使い捨てのインクタンクです。簡単に装着できますので、万年筆の携帯に便利です。
コンバーター インクコンバーターあるいは、吸入器とも呼びます。
取り外し可能で、カートリッジインクに代えて万年筆に装着し、ボトルインクよりインクを吸入し使用します。
カートリッジ・コンバーター両用式 近年の主流の方式で、吸入機構部分と本体がジョイント式になっており、カートリッジとコンバーターを両方選択してご使用いただけます。
 
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万年筆のインク充填方法
 
種類 説明
吸入式
ペン先が、インクの中に完全に隠れるまで入れるのがコツです。
 
●回転吸入式
ペン軸の内部がタンクとなっていて、お尻の部分(尻軸)を回すことで内部のピストンが上下します。インクボトルにペン先を十分に浸け、お尻を回すとインクが吸い上がり、インクをためることができます。吸入後、2〜3滴をインク瓶に戻してください。
最後に、ペン先・首軸に付着しているインクをティッシュペーパーなどでふき取って下さい。
 
●クレセントフィラー
半円形のクレセントを押し込むことでゴムチューブが押し込まれ、その復元する力でインクを吸い込みます。
 
●レバーフィリング(てこ式吸入)
レバーを立てることでゴムチューブが押し込まれ、その復元する力でインクを吸い込みます。
 
●ボタンフィラー
尻軸のボタンを押し込むと同軸の金属板がしなり、ゴムチューブが押し込まれその復元する力でインクを吸い込みます。
 
吸入式機構は、上記の他に、オノト式吸入、スノーケル吸入式などがあります。
カートリッジ式 本体をはずし、ペン軸の首軸部分にカートリッジを差し込んで止まるまで強く押し込んでください。インクがペン先に伝わるまでしばらくお待ちいただき、ご使用下さい。
コンバーター式 カートリッジと同様の方法でコンバーターを装着いただき、インクボトルにペン先を十分に浸け、お尻を回すとインクが吸い上がり、インクをためることができます。その後、2〜3滴をインク瓶に戻してください。これは、ペン芯などにある余分なインクが コンバーター内に戻るスペースを確保するためです。吸入後は、ペン先・首軸に付着しているインクをティッシュペーパーなどでふき取って下さい。
カートリッジ・コンバーター両用式
吸入機構部分と本体がジョイント式になっており、カートリッジとコンバーターを両方選択してご使用いただけます。
※インク、カートリッジは、筆記具と同じメーカーのもの(純正)をご使用ください。他の商品のものを使用されますと、故障の原因となりますのでご注意ください。
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万年筆の掃除方法
 
万年筆は大事にお使いいただければ、ゆうに数十年は働いてくれる筆記具です。
快適に筆記ができなくなるトラブルの殆どは、インクに含まれるカーボンがペン先に詰まることが原因です。
しばらく万年筆を使う予定がない時や、インクの色を交換してご使用になる時は、一度綺麗に掃除してください。より快適に万年筆をご使用いただくために、3ヵ月に一度は、掃除されることをお勧めいたします。
※掃除の際は、薬品、洗剤、熱湯は絶対に使用しないでください!!
種類 説明
吸入式 コップと柔らかい布、そしてきれいな水かぬるま湯を用意してください。
水の中にペン先全体を入れ、万年筆の吸入部分を利用して、何回か水を吸い込ませたり、吐き出させたりしながら万年筆内部を洗浄します。水が汚れなくなりましたら、洗浄完了です。
内部の水を完全に抜いたら、軟らかい布や紙で、ペン先の水を拭き取ってください。
カートリッジインク式 カートリッジを抜き、ペン先と首軸(ペン先の付いた部分)を、水で軽く濯いだあと、水を満たしたコップに沈め、一晩放置してください。
汚れがひどい場合は、コップの水を交換して下さい。
汚れた水のまま、放置されますとサビや金属のくもり等の原因になりますので、ご注意下さい。水が汚れなくなりましたら、洗浄完了です。軟らかい布で、水を拭き取ってください。
コンバーター式 コップと柔らかい布、そしてきれいな水かぬるま湯を用意してください。
水の中にペン先全体を入れ、コンバーターの吸入部分を利用して、何回か水を吸い込ませたり、吐き出させたりしながら万年筆内部を洗浄します。コンバーターを抜き、ペン先と首軸(ペン先の付いた部分)を、水で軽く濯いだあと、水を満たしたコップに沈め、一晩放置してください。水が汚れなくなりましたら、洗浄完了です。軟らかい布や紙で、ペン先の水を拭き取ってください。
 
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